子猫たちのこと① – ねこといっしょ(一般社団法人necoto)
しずく

2024.04.17子猫たちのこと①

昼は暑いくらいだけど、朝晩はまだ寒いわ。

毛布はまだ片付けないでほしいの。

 

 

最近、お外では子猫が産まれているらしくって、車のボンネットに入っていた子達がきたわ。

朝晩が寒い時期は多いんですって。そういう時は、乗る前にバンバンしてみたらいいらしいわ。

 

そういえば、去年もいたわね。

そう、スバル。

ぼんやりしたキジトラの男の子。

 

 

初日は興奮していて、男の子か女の子かもわからなかったわ。

でも落ち着いたら、遠慮なくわたしたちに飛びついてきたり、後をついてくるようになった。

初めはうっとうしかったけど、お母さんも兄弟もいなくて一人ぼっちの子猫だから、仕方なく、師匠のわたしが教育してあげることにしたの。

 

 

まずは、ネズミの取り方から。

ちょっととろくさいけど、筋はいいわ。

捕まえたら、とどめにお水の中に入れたらいいのよ。フジワラはダメって言うけど。

 

 

それからニャルソック。

おかしなやつが来ないか、ちゃんと見張るのよ。

時々クチバシのある黒いやつがくるけど、ちゃんと追い払うのよ。

 

 

スバルは覚えのいい子で、あっと言う間にわたしより大きくなったけど、いつまでも甘えん坊だったわ。

今もずっとのおうちで、甘えてるんでしょうね。

 

ちゃんとネズミを取ったり、ニャルソックできているかしら。

 

まあ、わたしの一番弟子だから、きっと大丈夫よね。

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